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こんにちは。
読んでいただいてありがとうございます😊
たまには薬のことも書いておこうと思います。
子供の薬の飲ませ方。
皆さんはうまく飲ませられるでしょうか。
私は薬剤師ですが、自分の子供に飲ませるとき、うまくできませんでした😅
普段から患者さんにこういうふうに飲ませてと指導する立場でありながら、自分ではできない...。
初めての子供の時は、「負けた...」と思いました😅
今はもう、そういうもんだと開き直っていますが(笑)
次女は6ヶ月くらいの時に、インフルエンザにかかりました。うつしたのは夫です😅
突発性発疹の前にインフルエンザにかかってしまった...。
さて、抗ウイルス薬の薬を飲むかどうかです。
これは賛否両論あると思いますが、どちらを選択してもいいと思います。
ただ、まだ0歳児だったこともあり、重症化リスクを考えて、小児科医と相談して今回は薬を飲むことにしました。
薬を飲ませるのが大変なうちは極力飲ませたくなかったのが本音ですが、初めての熱、初めての薬、やるしかない!😣
薬をもらうときに薬局でスポイトをもらいます。
↓こういうのも売ってます。
スポイトよりもやりやすいのが、シリンジという注射器もおすすめ。
少し大きい病院だと、病院の売店でバラ売りしてたりもします。聞いてみたら教えてくれます。容量は2.5mLくらいの小さいものにしましょう。
熱湯消毒したいところですが、あまりやるとすぐに劣化してしまいます。
哺乳瓶を使っている方ならミルトン消毒の方がいいと思います。
私は気持ち、熱湯をかけて吸い込んでを1-2回やっておきます。スポイトは熱湯を吸い込むと、上に口を向けた時に吹き出しますので、火傷に注意してください!
今回もらった薬はドライシロップという、シロップ状の薬を乾燥させたものです。粉です。
ドライシロップは粉です!
間違えやすいので、覚えておきましょう。
ドライシロップは水ですぐに溶けるので、ほんとうに少量の水で溶かします。
その前に、食事の影響のない薬ならば、食前に飲ませるのがおすすめ。
薬が苦手な子は食後に飲ませると、ごはんごと吐き出してしまう場合があります。
ドライシロップをスポイト1滴くらいの水で指で練って、頬の内側や上顎の裏側につけるという方法を指導されたことがある方もいると思います。
この方法も良いのですが、うちの子供達はこれをやると必ず吐きました😅
ので、私はこれはやらず、スポイトで飲ませます。
水はまだ一応白湯を使います。温度に気をつけましょう。
スポイト数滴の少ない水で溶かします。
それを子供の口の端から少しずつ入れていきます。
焦りは禁物です!
焦って早く飲ませてしまおうと、一回の量を多くすると、あっという間に口から流れ出てきます。
根気が必要。
そして、泣き出す前に授乳しちゃいます。
乳児はこれでなんとか飲めるでしょう。
慣れてくると、美味しい味の薬なら自分からスポイトをちゅーちゅー吸ってくれたりもします。
次女は3割失敗😅
薬の効果があったかどうか、怪しいところではあります。
いやいやされると、もう焦って飲ませようとしちゃいます。これがいけない。
今は生まれてからもビタミンKのシロップを毎週飲ませたりで、慣れているお母さんも多いのかもしれません。
長女の時は、ビタミンKシロップは病院で飲むだけでした。
シロップだと哺乳瓶の乳首が使えますね。
シロップは水の薬です。
ドライシロップは粉。
あと、飲まない、飲めない場合のことも医師や薬剤師に聞いておきましょう。
水分もあまりとれないようなときに、がんばって整腸剤や咳止めを飲ませる必要があるかとか。
抗生剤は頑張るとか。
娘のかかりつけの医師には、軽い風邪のときや明らかな胃腸炎のときなど、「薬出しておくかい?」と言われたら、「飲ませた方がいいですか?」と聞きます。
先生が「飲ませなくてもいい」と言ってくれたら、薬はいりませんと、診察だけで帰るようにしてます。
家では水分補給を優先して、食欲が回復するのを待ちます。
咳で眠れなかったり、薬を飲んだ方がいい状態は別です。判断に気をつけましょう。
それと、幼児(2歳くらい〜6歳)の場合はどうするか。
成功例の一つは、濃い飲み物で、飲める子なら多めの量で割る。薄める。
そして、ひたすら応援、褒める!
できれば母ではない人に褒めてもらう。
うちでは次男が薬を毎日飲む人だったので、薬のお供の定番はヤクルトです。あれは味が濃いので比較的飲ませやすい。北海道であればカツゲンも良い。
抗生剤とか苦くなるものもあるのですが、これも量の問題で、ヤクルトの多い量ならごまかせる😅
チョコレートアイスクリームなどが推奨されたりもしてますが、うちはアイスでは飲めなかったです。当時息子はアイスが好きではなかった😓
1回分を薬局で飲んできてしまうのも一つの手です。粉薬を紙コップに入れて、少量の水で溶かす(水は言えばもらえます)。そして薬剤師に褒めてもらう。
家族以外から褒められると、子供はやる気を出してくれます。
子供ごとに良い飲ませ方が違ってきますので、飲むのが難しい場合はかかりつけの薬剤師に相談しましょう。
我々薬剤師は、身近な相談をお待ちしています😊
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